共生

『すべてのものには、光があれば影がある。この世は善と悪、光と影でできています。対立するものは、それだけでは存在できないから一方があるのです。絵を描く場合もそうです。光を描くということは、それは影をしっかり描くということです。

バイキンマンを丁寧に描けば、アンパンマンが自然に光ってくる。影があるからこそ光がある。バイキンマンを描きながら、僕はそのことを身をもって知りました。』

 

やなせたかし先生の「絶望の隣は希望です!」より抜粋しました。